ヤングケアラーを支援する・・ように頑張るとのことですが

こんにちは、行政書士挑戦中の50代です。

 

先日のネットニュースで政府は、ヤングケアラー(家族の介護その他の日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者)を、ひきこもりの支援とともに、法制化する方針で、2024年「子ども・若者育成支援推進法」を改正する。と発表しました。

 

家族の介護や家事をしなければならないため、進学や就職に支障がでる子供や若者が社会問題になるほどいるのですね。

 

そんな方々を支援することは、とても素晴らしいことですが、残念なことに皆さんご存じのとおり国会議員の歳費UPより、後回しになってしまいました。

 

さらに、2024年は政権与党がどうなっているのか、まさに「政局」とはこのこと、といった状況で、与党議員の多くの人が我が身を守るので精一杯です。

 

今年は、10月からインボイス制度導入や防衛費大幅増加による負担を防衛費増税によって国民におねがいしたいと平然と言ってのけたりで、岸田総理についたあだ名は「増税メガネ」今年の漢字は「税」と、とても支持できる政権ではないと思っています。

 

こういった話題も一般知識として、試験で問われる可能性はあります。

 

話がそれましたが、私は前職において福祉施設で相談員業務を行っていました。

 

今は、福祉とは全く関係のない仕事をしています。

 

高齢者についての相談業務であったので、認知症の方を家族にもつ家庭のご苦労は、痛いほど身に染みて感じる日々でした。

 

特に、経済的な理由で月々20数万円もする有料老人ホームには入れないし、介護保険で10数万円で入れる特別養護老人ホームは待機人数が数百人。

 

相談に行っても「今申し込んでも入所は4~5年先になります」と言われる状況でした。

 

ご家族と施設との板挟みで、非常につらい思いをした経験が何度もあります。

 

40歳から、国民であれば生涯において利用する可能性があるとは限らないない介護保険の保険料を納めているにもかかわらず、現実には、いざというときに役立つとは限りません。

そもそも、介護認定さえ受けずに亡くなる方も多くいます。

 

私は、行政書士に合格すればですが、社会に役立つことが少しでもできたらと考えています。

なので、私が難関資格に挑戦するのは、お金目当てではありません。

 

さて、今日は憲法の統治についてです。

 

ニュースなどで聞いたことがある方もおられると思いますが、国会議員には「不逮捕特権」というものがあります。国会議員の特権はそれだけではありませんが。

 

問:両議院の議員は、法律の定める場合を除いては、国会の会期中逮捕されず、会期前に逮捕された議員は、会期中これを釈放しなければならない。

〇か✖か

 

正解は✖ですね。

この問題は法律の知識がまったくなくても、しっかりと問題を読めばだれにでも解くことができます。

 

常識から考えて明らかだからです。「会期中に逮捕されず」とあり「会期前に逮捕された」とあります。

 

逮捕とは、犯罪者に対してされるものであって、国会が始まったからといって、釈放されるというのは、国会議員の特権であるとしても度が過ぎています。

 

会期中に逮捕されないのは、罪が許されるわけではなく、国会が混乱てしまうからでしょう。

 

「法律の定める場合をのぞいて」とは、会期中に現行犯逮捕された場合です。

 

例えば、国会議員が会期中にコンビニで万引きをして、それを私服の警察官が見てしまった・・なんてことはあり得ませんが、そういった場合です。

 

不逮捕特権」の他にも国会議員の特権としては、「免責特権」と「歳費受領権」があります。

 

「免責特権」とは議院で行った演説、討論、表決について院外で責任を問われない。というものです。

 

時々ありますが、週刊誌に国会議員の女性スキャンダルがスクープされたりして、

国会で「これは事実ですか?」なんてやってますが、「仮にも国から歳費をいただいておきながら、なにやってるんだ」

 

といわれる、謂れはないということです。

 

なので、この度のヤングケアラー支援などは国民の代表としてよくやってくれたと思います。

 

「歳費受領権」とは、読んだまま国庫から歳費をいただける。ということです。

 

今後、司法についてもお話ししたいですが、裁判官は歳費とは呼びませんが、国会議員と同様に国庫から受けとっておられます。

 

国会議員との違いは、報酬については減額されないと憲法できまっていることです。

 

理由は、外部(行政、国会、マスコミなど)からの、圧力によって、司法判断が揺らぐことにより、判断をあやまると報酬が減額されるとなると、萎縮してしまい適正な判断ができなくなることを防ぐためでしょう。

 

それに対し、国会議員の歳費は減額でき、岸田首相も今回のUP分は減額するとのことですし、故安倍晋三さんも減額していると公言していましたが、一般庶民からみれば「痛くもかゆくもないでしょ」だとおもいます。

 

とりあえず、この度のヤングケアラー支援については私は評価します。

 

最後に、このような、つまらない文章を読んでいただいて、☆までつけてくださり、ありがとうございます。